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No1ポジションを築くための13の視点(2)
※本ページは、No1ポジションを築くための13の視点(1)の続編になります。

マーケティングを考える際に、必ず意識しなければならないこと、それは、「競争」です。
競合企業と、同条件で真正面から競争した場合の結果は、「規模」「ブランド力」が最も大きい企業が勝ちます。
競合企業を見渡した際、「規模」「ブランド力」において、自社がNo1でない場合は、普通に競争すれば負けてしまうことになります。
そこで考えるべきことは「絞り込む」ということになります。
■方法2 マーケティング対象領域から考える
意図して、マーケティング対象領域を狭め、競合企業を減らしていくことを考えていくということです。
つまり、自社が対応可能な全商品、全市場を対象にマーケティングを行うのではなく、敢えて、市場を細分化し、ニッチ市場を1つ1つ丁寧にマーケティングすることを考えるということになります。
特に受注生産型の企業によく見られる例として、マーケティング対象領域を広げ過ぎてしまうということが挙げられます。
受注生産の場合は、相当無茶な要求でない限りは、大半のことは対応できてしまうがために、場合によっては、「うちは技術力があるので何でもできますよ!」という打ち出しをしがちです。
受注を増やそうと思って行っている打ち出しが、競合企業を自ら増やし、訴求力を落としてしまうという結果になっていることは少なくありません。
「自社ができること、自社が得意なこと」を中心にマーケティングを考えるだけでは上手く行きません。
「競争」を意識したマーケティング方法を考えることが重要です。
具体的には、「自社ができること」「得意なこと」を吟味した上で、
1) 自社よりも強い競合企業がいなくなるレベルまで、マーケティング対象商品、または、対象市場を狭めること(ニッチ市場を狙うこと)
2) あるいは、競合企業よりも対象商品、対象市場を絞り込むことによって、競合企業を圧倒する露出量、顧客との接触頻度を実現すること
が必要になります。
これらを実践で使える視点に書き換えると次のようになります。
(4) 競争力の高い商品にマーケティング資源を集中させ、競合企業に露出量で勝り、「この商品なら○○」というポジションを築けないだろうか?
(5) 競合企業が積極的にはアピールしていない商品に、マーケティング資源を集中させることで、優位性を築けないだろうか?
(6) 競合企業よりも実績が多い、熟知している客層はないだろうか?その客層に絞り込んで、マーケティング活動を行えないだろうか?
(7) 競合企業が手薄になっている客層はないだろうか?その客層に対して競合企業よりも手厚いマーケティングができないだろうか?
マーケティング予算が莫大にある場合や、「規模」「ブランド力」で競合企業を大きく上回ることができる場合以外は、マーケティング対象をニッチ市場に絞り込み、対象領域において競合企業を圧倒する資源投下量を実現することが、No1ポジションを築くための最短距離になります。
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